ケイ・オプティコムは関西電力系の総合通信事業者である。関西一円に広がる独自の光ファイバーネットワークを基盤に、NTT西日本と激しく競争している。その激しいサービス競争に磨かれた結果、同社のサービスブランドである「eo(イオ)」がRBB TODAYの読者に高く評価された。総合部門インフラストラクチャアワードの西日本最優秀賞のほかに、インフラストラクチャアワードの部門賞、サポート、コストパフォーマンス、信頼性、スピードのすべてでトップ。また、ベストサービスアワードの部門賞ではサポート部門で2位、メールサービス部門で3位となった。2007年のRBBブロードバンドアワードで、もっとも多く社名が登場した企業である。西日本のユーザーから熱い支持を受けた「eo」の歩み、現在、将来について、代表取締役社長 田邉忠夫氏に聞いた。 ■ライバルはADSLだった ——NTT西日本と勢力が拮抗する中で、御社の優位性