日本を代表する夏祭り、阿波おどりの運営組織が巨額の累積赤字を抱えている問題で、地元の徳島市は、ことしの祭りでは、これまで主催してきた観光協会と徳島新聞社を運営から外し、市を事務局とする実行委員会の下で開催する方針を決めました。 徳島市は、金融機関から観光協会の債権を譲り受けたうえで、その破産手続きの開始を裁判所に申し立てるなどして赤字の解消を進めようとしていますが、破産手続きに反対する観光協会との対立が深まっています。 こうした中、5日、市の幹部らが集まって祭りの運営体制などを検討した結果、ことしは観光協会と徳島新聞社をいずれも運営から外し、市を事務局とする実行委員会を新たに設けて祭りを開催する方針を決めました。 それによりますと、実行委員会は商工会議所や青年会議所などで構成され、予算や事業の計画を立案するということです。 実行委員会は今月下旬にも初めての会合を開き、ことし8月に予定されて
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