女性警察官が訴えた痴漢 無罪 11月15日 19時4分 路上で私服の女性警察官の体を触ったとして起訴された競艇選手の男性について、神戸地方裁判所は「タクシーを探そうと駆け寄った時に、警察官にぶつかった可能性がある」として無罪を言い渡しました。 神戸市の競艇選手、森下祐丞さん(26)は、ことし5月、神戸市の路上で、痴漢被害を警戒していた25歳の私服の女性警察官の体を触ったとして、その場で逮捕され、県の迷惑防止条例違反の罪で起訴されました。判決で、神戸地方裁判所の片田真志裁判官は「被告はタクシーを探そうと手を上げながら、およそ5メートルの距離を駆け寄った時に、女性警察官の体にぶつかった可能性がある。痴漢をするには不自然な状況で、『体を触られた』という女性警察官の証言を裏付ける客観的な証拠や有力な目撃者もない」と指摘し、無罪を言い渡しました。記者会見で、森下さんは「長い間、勾留されてつらかったで