長野県の志賀高原にあるホテルで、高校生およそ170人の財布などが盗まれた事件で、財布などが保管されていたフロントには荒らされたような形跡がなかったことなどから、警察は高校生の財布など狙った犯行の可能性もあるとみて捜査を進めています。このホテルでは去年も合宿で訪れていた中学生340人の財布などが盗まれる事件が起きていて、警察で関連を調べています。 警察などによりますと、貴重品は、フロントの奥に保管されていましたが、7日の午後11時半ごろには貴重品があることが確認されていたということです。しかし、ホテルの担当者が、8日朝7時半ごろに確認したところなくなっていたということです。 また、ホテルの関係者によりますと、フロントや隣接する事務室には鍵がかけられ、荒らされたような形跡はなかったほか、室内にあった釣り銭用の現金に手をつけた形跡はなく、残されていたということです。このため警察は、当初から高校生