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ブックマーク / yosyan.hatenablog.com (10)

  • ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき

    出来心でワタミの事を少し調べてみました。ソースが比較的固そうなところから適当にピックアップしますが、テレビ東京の番組『日経スペシャル カンブリア宮殿』にこういう会話が放映されたとなっています。 ワタミ社長「『無理』というのはですね、嘘吐きの言葉なんです。途中で止めてしまうから無理になるんですよ」 村上龍「?」 ワタミ「途中で止めるから無理になるんです。途中で止めなければ無理じゃ無くなります」 村上「いやいやいや、順序としては『無理だから→途中で止めてしまう』んですよね?」 ワタミ「いえ、途中で止めてしまうから無理になるんです」 村上「?」 ワタミ「止めさせないんです。鼻血を出そうがブッ倒れようが、とにかく一週間全力でやらせる」 村上「一週間」 ワタミ「そうすればその人はもう無理とは口が裂けても言えないでしょう」 村上「…んん??」 ワタミ「無理じゃなかったって事です。実際に一週間もやったの

    ワタミと医師の世間知らず - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2013/06/04
    親類に医療関係者が多いのでこういう視点も理解はするのだが、不幸自慢してもしょうがないのです。
  • 傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき

    3/4付朝日新聞デジタルより、 犠牲者の氏名伝える意義は 朝日新聞「報道と人権委員会」 読んでムカムカしたので取り上げます。まずもって肝心な事を殆んど触れていないように思います。アルジェ人質事件の実名公表問題で一番世論の怒りを買ったのは何かです。日揮も政府も実名公表を控える方針としていたので、 朝日新聞は遺族をペテンにかけて実名リストを入手し、約束を踏み破ってこれを報道した この点についての御意見が見当りにくいところです。口頭の約束(だったと思う)ですから法律的にどうかは私ではわかりませんが、口頭の約束で相手を信用すると言うのは、相手を深く信頼していた事になります。そういう信頼を反故にするような人物・組織は、それだけで社会の信用を失います。朝日は白昼堂々これをやらかしたわけです。その点をまず触れないとはまさに奇々怪々です。私の知る限り、この信義違反に朝日はまともな回答は行っていないかと存じ

    傲慢の見本のような記事 - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2013/03/06
    朝日新聞の、ただでさえ無かった信用が文字通り地に落ちた瞬間を見た気がします。あの記事は。本当に駄目だこりゃとしか言いようがない。
  • 報道と森口氏 - 新小児科医のつぶやき

    報道検証機関と言うところが探し出してくれた森口氏関連の記事のうち、 ハーバード大学客員研究員 ハーバード大学研究員これを名乗って発言された該当記事一覧が掲載されています。ちょっとまとめてみます。 No. 読売 タブ 日経 1. PASS 2009年7月9日付朝刊22面 iPS細胞:肝がん細胞から作成 ハーバード大の研究チーム成功 2009年7月9日付朝刊34面 『がん幹細胞』からiPS細胞 米大など成功 新治療法の開発も 2. 2009年9月2日付朝刊2面 肝臓のがん細胞9割が正常に戻る マウス実験で成功/ハーバード大 2009年9月2日付朝刊3面 肝がん細胞:大半を正常化 ハーバード大チーム、マウスで成功 2009年9月7日付朝刊13面 肝がん細胞、正常に 米ハーバード大 遺伝子など用い 3. 2009年11月8日付朝刊17面 [iPSどこへ行く](下)研究体制の差 戦略無く周回遅れ

    報道と森口氏 - 新小児科医のつぶやき
  • 派手そうな読売の誤報 - 新小児科医のつぶやき

    発端とされる10/11付読売記事です。文だけ起します。 あらゆる種類の細胞に変化できるiPS細胞(新型万能細胞)から心筋の細胞を作り、重症の心不全患者に細胞移植する治療を米ハーバード大学の日人研究者らが6人の患者に実施したことが、10日わかった。 iPS細胞を利用した世界初の臨床応用例で、最初の患者は退院し、約8か月たった現在も元気だという。ノーベル生理学・医学賞の受賞が決まった京都大の山中伸弥教授がマウスでiPS細胞を作製してから6年、夢の治療として世界がしのぎを削る臨床応用への動きが予想以上に早く進んでいる実態が浮き彫りになった。 iPS細胞を利用した心筋の細胞移植を行ったのは、ハーバード大の森口尚史(ひさし)客員講師ら。森口講師は、肝臓がん治療や再生医療の研究をしており、東京大学客員研究員も務める。現地時間10、11日に米国で開かれる国際会議で発表するほか、科学誌ネイチャー・プロ

    派手そうな読売の誤報 - 新小児科医のつぶやき
  • かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき

    はっきり言って出遅れました。それでも遅まきながら調べだしたのですが、結論を先に言っておくと実にミステリアスです。お名前は西村勇氏であるのと、現在71歳であられる事、そして赴任前は帯広市に住まわれていた事ぐらいしか情報がありません。著書とされる人間現象の哲学的および実験的研究の内容の一部が話題になっていますが、マスコミ情報と著書情報ぐらいしか見つからないです。 著書の内容については既に「話題沸騰」状態で、あんまり付け加えられる事は残っていないのですが心理学にはかなり造詣が深そうだです。著書の内容を素直に信じれば、対面する相手の不快感情とか怒りの感情を完全に分析対象に出来る人間です。こういうタイプの精神科医は個人的に知っているので、実在してもおかしくはないと思います。 経歴について出回っている情報のソースはどこも同じで著書紹介にある、 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 西村/勇 19

    かなりミステリアスなあの村への赴任医師 - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2012/10/04
    現代のミステリー然としてきましたな(ワクワクテカテカ
  • 上小阿仁村・記録のためだけに書いときます - 新小児科医のつぶやき

    もはや風物詩ですが年表をまとめておきます。 Date 事柄 補足 2007年4月 現村長が24年ぶりの選挙の末に当選 三つ巴の選挙戦 2007年5月 3代前の医師が退職 この時点で無医村 2007年11月 2代前の医師が就職 6ヶ月の無医村状態が解消 2008年3月 2代前の医師が辞意を表明 2代前の医師が辞意表明まで4ヶ月 2008年12月 2代前の医師が退職 2代前の医師は13ヶ月で退職 2008年9月 先代の医師が応募 * 2009年1月 先代の医師が就職 ギリギリ無医村回避 2010年2月 先代の医師が辞意を表明 先代の医師が辞意表明まで13ヶ月 2011年5月 前村長の再選ならず 先代の医師が退職 先代医師は2年4ヶ月で退職 2011年6月 現在の医師が就職 ギリギリ無医村回避 2012年7月 現在の医師が辞意表明 現在の医師は13ヶ月で辞意表明 村内政治的に言うと先々代村長は6

    上小阿仁村・記録のためだけに書いときます - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2012/07/19
    文字通りここまで続けば風物詩と言って過言ではあるまいて / 実家が田舎の開業医なのでそういうことがあっても不思議は無いという実感があってアレでソレ。田舎の常識は怖いです。
  • 完全母乳栄養訴訟 - 新小児科医のつぶやき

    10/26付産経記事より、 国推奨、母乳育児で脳障害 両親ら「家族の会」結成へ 宮崎 ■「わが子と同じ事故あわぬよう」 病院が完全母乳栄養法やカンガルーケアを優先して経過観察を怠った結果、新生児が脳障害を負うケースが相次ぐ中、国などに損害賠償を求める訴えを26日に起こす宮崎の女児(2)を含む子供6人の両親らが、来月末をめどに「家族の会」を結成することが分かった。両親らは「これから生まれてくる赤ちゃんには、わが子と同じ事故にあわせたくない」との思いで、再発防止を国などに働きかけていくという。 ◇ 宮崎の女児の両親が提訴する病院は、母乳育児を推進しており、赤ちゃんと母親2人きりで過ごさせる「母子同室」や、母乳のみを与える「完全母乳栄養法」、母子のスキンシップを重視する「カンガルーケア」に積極的に取り組んでいる。 この女児も出生約1時間後からほとんどの時間を母親(35)と病室で寝かされた末、心肺

    完全母乳栄養訴訟 - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2011/10/27
    気になる話なので参考に。あの産経の記事だけでは恐らく全体が歪みそうなので…
  • 夏のホメパチ - 新小児科医のつぶやき

    盆休み明けの話題としては暑苦しいのですが、話題には旬が必要ですから、あえて出しておきます。 ホメパチ騒動から1年経ちます。私も何回か取り上げましたが、問題は極めて単純ながら、問題に対するホメパチ側の一貫した姿勢に驚嘆と言うか、ウンザリさせられました。様々な批判に対抗して出してくる反論や論拠が、これまた凄まじい代物で、相手にする方が怒りを通り越えて辟易させられたものです。もちろんそういう一貫した姿勢は今も揺るぎ無く続いています。 私のような批判者サイドに立つ人間の結論として、ホメパチ教の強力な信者とか布教者はそういう方々であり、彼らなり、彼女らを何とかするのは到底無理である事が確認できたぐらいです。ですからホメパチの問題点が社会問題として浮き彫りになった事で、現在の信者はどうしようもないとして、せめてファッションとして新たな信者が増えない様への一石ぐらいになっただろうで、もって瞑すべしとして

    夏のホメパチ - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2011/08/18
    幻冬舎ェ…。相変わらず愉快すぎてまるで笑えない内容の様子。
  • 生肉を食べるお話 - 新小児科医のつぶやき

    大量のスパムコメント対策として、なぞなぞ認証方式を導入中です。コメントへの敷居が高くなって不意なのですが、管理人としてとても対応できないレベルの事態になっていますので、御理解・御協力お願いします。なお、なぞなぞ認証の突破法は至極簡単になっています。やれば判ると思いますが、わかりにくいようでしたら、こちらを参考にしてください。 ユッケを含む中毒のデータをお求めの方は中毒を調べてみましたを御参照下さい。今日はもっと趣味的なムックのお話です。 ■調理技術 人類誕生以来「う」はサイバイバルのための大命題として現在に至るまで続いています。「う」と言っても、そのままべられるものばかりで構成されている環境で人類は生き抜いた来たわけでなく、そのままではべられない物をべる必要性が当初から存在してきたわけです。そのままではべられないものをべられる様にする技術が調理技術になります。 一番原始

    生肉を食べるお話 - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2011/05/10
    気軽な読み物として。生肉食文化の歴史についてざっくりとした観測結果
  • 上小阿仁村後日談 - 新小児科医のつぶやき

    ここの話は前にやったので、ごく簡単に経緯を書いておきます。 Date 事柄 補足 2007年4月 現村長が24年ぶりの選挙の末に当選 * 2007年5月 前々任の医師が退職 * 2007年11月 前任の医師が就職 6ヶ月の無医村状態が解消 2008年3月 前任の医師が辞意を表明 前任医師が辞意表明まで4ヶ月 2008年5月 前任の医師が退職 前任医師は6ヶ月で辞職 2008年9月 現在の医師が応募 * 2009年1月 現在の医師が就職 8ヶ月の無医村状態が解消 2010年2月 現在の医師が辞意を表明 現在の医師が辞意表明まで13ヶ月 当時集めた情報では前任医師も現在の医師も、こういう地域医療に熱意も経験もある医師であった事は確認されています。現在の医師の方を簡単に紹介しておきますと、 内科と小児科が専門で、北海道利尻島の病院勤務や、タイでの医療支援に従事した経歴を持つ。 それと前々任医師の

    上小阿仁村後日談 - 新小児科医のつぶやき
    azumi_s
    azumi_s 2011/03/31
    高齢化が進んでいる田舎ではいつ往診/応急の電話が掛かってくるかわからないという日々を送ることになる。そういう実例を延々と見続けてきた。そして医師も当然歳を取るわけで…。
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