ネット通販大手の「アマゾンジャパン」は、利用者に購入額の1%以上のポイントを必ずつけるとしていた計画を撤回することを明らかにしました。 来月下旬からはすべての商品を対象に購入額の1%以上のポイントを必ずつけ、その原資は、出品事業者が負担するという計画を示していました。 しかし、この計画について公正取引委員会が出品者の中小企業に行き過ぎた負担をさせた場合は問題だとして調査に乗り出していました。 こうした中、アマゾンは10日、予定していた計画を撤回することを明らかにしました。 ポイントをつけるかどうかはこれまでどおり出品事業者の判断に任せるとしています。 また、アマゾンがみずから調達して販売する商品については、新たなポイントの戦略を検討中で、近く公表したいとしています。 アマゾンは今回の対応について「利用者により価値のあるポイントのプログラムをつくっていきたい」とコメントしています。