小惑星「リュウグウ」の表面に金属の塊を衝突させる実験に成功した「はやぶさ2」についてJAXA=宇宙航空研究開発機構は25日、実験後初めて衝突地点を上空から撮影した結果、「はやぶさ2」がつくった世界初の人工クレーターを確認したと発表しました。 そして、実験前に撮影した画像と25日の画像を比較したところ、実験前の画像にはなかった、くぼんだ部分が確認されたことから、JAXAは「はやぶさ2」がつくった世界初となる人工クレーターを確認したと発表しました。 JAXAによりますと、10メートル以上の範囲で地形の変化が認められるとしていて、JAXAは今後、さらに画像を分析して、クレーターの具体的な大きさを特定することにしています。 また、人工クレーターができた地点は当初、ねらっていたエリアの中心に近く、10メートルから20メートル程度しか離れていないということで、JAXAでは「ねらった場所に非常に精度よく