小さい頃に読んでいたどこかの “こどもずかん” に、磁石につくもの/つかないもの、みたいなコーナーがあり「キン消しは磁石につきません」と書いてあったのをよく思い出します。今朝も思い出した。そして思い出すたびにあたりまえじゃんねーと思うんですけど、でもそういえば世界を見るときに、磁石につくかつかないかを考えるのは、私にとってほとんど癖のような気がします。 たぶん、小学校のときに、磁石もっていろいろくっつけてみましょうみたいな授業をやったのが印象に残ってるんだろうと思う。気づくと辺りをみまわして、電車のつり革、つかない。手すり、も、ああ見えてつかないっぽい。けど座席の下の暖房フキダシ口はつきそう、ドア枠もつかない。バスの車体はつくかな。でも手すりはやっぱつかない。 とかとか、考えている。実際たしかめてみたことはないんですけど、こう、触ったときの感じが、つくっぽいとかつかないっぽいとか、ある。た