■AI創作物の知財問題 知財本部・次世代知財システム検討委員会@霞が関。AI論議の続き。佳境です。 事務局が整理したAI創作物の論点は、「現行制度のまま」vs「AI創作物を保護」。 後者の場合、1)著作権以外の新権利、2)創作物登録制、3)AI登録制の3例。 前回の議論を踏まえ、めっちゃ大胆な整理です。 AI登録制なんて、赤松さんの提案ですけど、AIに人格を認める制度ですよ! しかしやはり議論は逆噴射。委員から意見が噴出しました。とりあえずぼくが引っかかって咄嗟にメモしたものを並べます。脳内変換してますので、正確なところは政府議事録で確認いただければと存じます。 瀬尾委員:これまでの知財は「人が作る」ことを前提にした制度だった。それが大崩れする。時代認識を整理することが重要。 福井委員:創作のあり方がどう変わるかを認識するにはAIの実態やビジネスモデルの把握が必要。その上で、自然権・人格権