昭文社は9日、鉄道ファン向けの国内地図「レールウェイマップル」全7冊を18日に発売すると発表した。列車の整備をする「車両基地」などの鉄道関連施設や鉄道写真の撮影ポイント、さらに車窓風景がきれいな場所といった専門情報を盛り込んだ。鉄道ファンだけでなく、列車の旅を楽しむ幅広い層にアピールする考え。 縮尺は25万分の1〜30万分の1と比較的大きく、都市部は詳細図も収録。列車が進行方向を変える「スイッチバック」地点や「特急停車駅」、単線で列車がすれ違う「信号場」、「廃線跡」などを記号で表示した。 湖などの美しい背景で鉄道写真が撮れる場所や温泉、観光名所なども分かるようにした。 B5判で、北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州の全7冊。各840円。