J2第16節の京都サンガFC‐甲府が行われた30日、会場となった京都府亀岡市の府立京都スタジアム(サンガスタジアム京セラ)では、芝生が長方形を描くように茶色く変色した様子が目立った。25、26日にスタジアム内で東京五輪の聖火リレーが行われ、芝生保護材を敷いた上をランナーや報道車などが計約8時間走行していた。 スタジアムの指定管理者によると、日照量の不足や重みによるダメージで変色したと考えられるという。試合前のチェックではボールの転がりなどに問題はなく、サンガのMF松田天馬選手は「全然問題なかった。色が違ったけどしっかり芝生も敷いてあったので影響はなかった」と話した。スタジアム長は「緑に復活する可能性もある。再生へ最善を尽くしたい」とした。