2019年1月11日のブックマーク (1件)

  • 『ノルウェイの森』永沢さんの「主体的に努力する」とはどういうことか - 俺の遺言を聴いてほしい

    村上春樹のヒット小説『ノルウェイの森』に出てくる永沢さんという男が好きだ。 中でも僕に響いたのは、彼の努力に対する価値観だった。 「でもね、俺は空を見上げて果物が落ちてくるのを待ってるわけじゃないぜ。 俺は俺なりにずいぶん努力をしている。お前の十倍くらい努力してる」 「そうでしょうね」と僕は認めた。 「だからね、ときどき俺は世間を見まわして当にうんざりするんだ。 どうしてこいつらは努力というものをしないんだろう、 努力もせずに不平ばかり言うんだろうってね」 僕はあきれて永沢さんの顔を眺めた。 「僕の目から見れば世の中の人々はずいぶんあくせくと身を粉にして 働いているような印象を受けるんですが、僕の見方は間違っているんでしょうか?」 「あれは努力じゃなくてただの労働だ」と永沢さんは簡単に言った。 「俺の言う努力というのはそういうのじゃない。 努力というのはもっと主体的に目的的になされるもの

    『ノルウェイの森』永沢さんの「主体的に努力する」とはどういうことか - 俺の遺言を聴いてほしい
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    b204638 2019/01/11
    主体的