台北に暮らし十数年、敏腕コーディネーターの青木由香さんが伝える、いまの台湾のおもしろさ、おいしさ、たのしさを!
「台湾に行くなら誠品書店に立ち寄るべき」。誠品書店に行ったことのある人は、誰もが口を揃える。 台湾のカルチャー発信源である誠品書店が、またひとつ、新業態の店舗をオープンさせた。 ここで誠品書店(以下、誠品)をおさらいしてみよう。創業は1989年。台北市大安區仁愛路に第一号店を開き、6年後の1995年に現在の敦南店の場所に移転する。このタイミングでファッションや飲食、ライフスタイル雑貨を中心に、台湾の中でも特に洗練されたブランドを集積させた。そして書店部分は24時間オープンとし、これが大変に話題を呼ぶことになる。 24時間オープンとしたのは、当時の顧客に「どんな書店がほしいか」とヒアリングしたところ、一番多かった回答が「24時間開いている書店がほしい」という意見だったからだ。そんな“深夜の”敦南店は、アーティストやクリエイター、芸能人たちが贔屓にし、まるで同時期における六本木の青山ブックセン
チェン・イーファ●雑誌『秋刀魚』編集長。新聞社の編集と国際NGO団体の企画職を経て、友人とともに会社〈黑潮文化〉を設立。台湾で初の中国語での日本文化専門雑誌『秋刀魚』を刊行し、中国、香港、シンガポール、マレーシアなどでも販売中。目標は世界中に台湾文化を広め、日本との文化の架け橋をつくり、たくさんの人々に台湾の若者のエネルギーを伝えること。 雑誌『秋刀魚』編集長 Eva Chen 2014年台湾に新しい雑誌が生まれた。 コンセプトは「Discover Japan Now」。雑誌の名前は『秋刀魚』。 毎号台湾人目線で、日本人でも知らない日本の姿や魅力を独自の切り口で発掘している。 いまや台湾の日本好きで知らない人はいない雑誌だ。 今回は編集長のEva Chen氏がLIP田中の故郷であり、 台湾でもまだ知名度の高くない「福井」を訪れた。 新幹線も通っていない、空港もないこの場所だが、 幸福度日本
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