原点回帰発足時、食糧難というキーワードが眼前にあり漠然と危機感を覚えました。 このままではいけない。 社会に頼れなくなった時の、自給自足生活の知識を達人たちに習いたいと思い、様々な知識を学んで来ました。 自然農法では野菜を作り、海に行けば釣りについて技術を学び、それはもうチャレンジを超えて私たちに定着してきました。 そして何よりも重要なことを学びました。 『仲間』です。 畑を共に耕し、固定種野菜の特性を共に学びながら育てていく。 船に乗り無人島に渡って、共同して生きていくことを学ぶ。 人間関係が断絶しがちなデジタル時代に、共感する仲間と笑って汗かいて、食を囲んでまた笑う。 原点回帰で出会う仲間。 それは、大人になってから出会える親友探しみたいなもの。 原点回帰では、耕作放棄地を畑に変えていき、共に耕して新しい命の息吹を吹かせます。 山梨県の1つの畑から始まりそれは全国に広がりつつあります。