日常に潜む小さな違和感から、 日本中を騒然とさせた社会問題、 そして、自身の身体のデリケートな悩みまで。 社会には、ジェンダーや性別にまつわる 様々な痛みや不均衡が存在しています。 例えば、ビジネスや政治の世界では、 男性主導の文化がまだまだ残っています。 日本の上場企業の役員は男性が92.5%に対し、 女性役員はたったの7.5%。 これは先進国の中でも特に低い数字です。 例えば、婚姻後の「夫婦別姓」は未だ認められず、 96%の女性は男性の「姓」に「改名」をします。 なぜ、女性が自身の姓を捨て、 男性の姓を名乗ることが「当たり前」なのか。 もう一度立ち止まって考えてみる必要があるように思います。 例えば、現在「健康診断を受けていない人」は 「20代・30代の女性」が最も多く、 30代女性は約44%も受診できていません。 日本では属する組織で検診を受けることが多く、 女性のほうが男性より正規