EVENT | 2018/11/08 社会を動かすメディアの役割、11月に復刊する『WIRED』の意味│松島倫明(『WIRED』編集長) 名物編集長が退任すると、その去就が噂を呼ぶ。だが、それよりも気がかりなのは、僕らの愛する雑誌やウェブメディアの行方だろう... 名物編集長が退任すると、その去就が噂を呼ぶ。だが、それよりも気がかりなのは、僕らの愛する雑誌やウェブメディアの行方だろう。その一つが『WIRED』だった。 2018年6月1日より『WIRED』日本版の編集長に、松島倫明が就任した。もし、この名前に見覚えがなければ、次に挙げる書籍のタイトルはどうだろう?『FREE』『SHARE』『PUBLIC』、2016年ビジネス書大賞の『ZERO to ONE』、さらには『〈インターネット〉の次に来るもの』……これらの翻訳書を、すべて松島倫明は編集者として手がけてきた。 『SHARE』は、その後
書く人/編集する人、そしてメディアが果たせる役割とは──編集者 若林恵×クラシコム 青木耕平対談 前編 アイデアとイノベーションを軸にした雑誌『WIRED』で5年にわたり編集長を務めた若林恵さん。編集長退任のニュースは瞬く間に広まり、惜しむ声も多い中、現在は黒鳥社(blkswn publishers)を立ち上げて新たに出発しています。 このクラシコム代表青木との対談は、編集長退任から今後の活動を告知していく合間の2月末に開催。ECサイトやメディアの潮流だけに留まらない、コンテンツ、ブランド、未来のビジネスについての眼差しが交差し合う時間となりました。 ほぼ同年代のふたりだからこそ、目にしてきたカルチャーや、いま抱えている課題に関しても共通項が浮かびあがってきたようです。 「書くとき?読者なんて一切見てない。あと、文章が下手なやつって……」 青木 若林さんの目から見て、「北欧、暮らしの道具店
若林:「Polémica」とは、スペイン語で「議論、論争、議論好き」といった意味をもちます。フェラン・アドリア(*世界の料理界に革命を起こしたスペインのレストラン「エルブジ」のシェフ)の「あらゆるイノヴェイションはポレミックである」という言葉から取りました。つまりこの新サーヴィスは何かを教えるというより、企業と一緒に考え、議論していこうっていう思いがあるんです。 林:いまってブレインストーミングやアイデア創出のための会議はどの企業でも行われているんだけど、固定観念や既存のフレームにとらわれがちで、本当に自由な発想というのはなかなか出てこない。一方で、マーケットリサーチなどをするとき、ある特定のテーマにとって既に存在している未来のインサイトを探してみると、大体の情報源が「WIRED」に行き着くんです。それに、未来はどうなるのかってテーマのカンファレンスがあると、必ず若林さんと同席するんだよね
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