「Area X」が既存のステージと大きく異なるのは、空間を360度自由に飛び回れることだ。オリジナル版『Rez』に準じたArea 1からArea 5が自動的に前へ進んでいくレールライド型なのに対し、「Area X」での移動はプレイヤーの完全任意。R1ボタンで前進、R2ボタンで後退し、方向はヘッドセットを装着した頭の向きで決まる。視界の外にウイルスがいる場合は、ロックオンカーソル上にサインが表示され、その方向に敵が近づいていることを教えてくれる。 複数のウイルスをロックオンして破壊するたびに、光と音、そしてコントローラーから伝わる振動が共鳴し、トランス感を味わえるゲームプレイは圧巻。宇宙か、海の中か、それとも都市の上空か、形容しがたい神秘的なサイバー空間を飛び回る自由さがじつに気持ちいい。プレイ中はただただ「Area X」の世界に没頭することができた。 「Area X」で体験する究極の共感覚
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