ソリューションにクリエイティブジャンプを! 井口:着眼点はよくても、日本のPRパーソンって真面目すぎるというか、ソリューション案が当たり前な感じのことが多いですよね。去年の日本代表選考では、特にPR会社の人のアイデアが、こぢんまりとしてしまったというか、小さくまとまっちゃっていた印象があります。 嶋:確かにそうでしたね。でも最近は、PR自体の仕事も変わってきていますよね。プレスリリースや記者発表会といった「規定演技」にとどまらず、クライアントから課題が設定されて、その課題に対するソリューションをPR的視点で発案し、提案する仕事が増えている気がします。 井口:その経験を生かした企画が見たいですね。 嶋:やはりソリューションには、クリエイティブジャンプがあったほうがいいですよね。カンヌはアイデアのクリエイティビティを非常に重視しています。「その手があったか!」という驚きや、気づきのある企画に、