相談を受ける相談員。次から次へと電話がかかってくる=テヘラン、北川写す 【テヘラン=北川学】イランで結婚相談所が繁盛している。特に高学歴の女性が入会するケースが目立つ。伝統的な見合い結婚に縛られず、自分に合った伴侶を納得できるまで探したいという欲求が強いようだ。 「28歳の大卒です。父親は医者です。いい人がいなくて困っています……」。女性が遠慮がちに電話で話す内容を相談員がメモする。首都テヘラン西部のビル内にある結婚相談所「若者の希望の家」。14人の相談員がいる部屋の電話は、片時も鳴りやまない。1日で400件近くの相談が寄せられるという。 非営利の民間NGOが1999年に設立し、会員は1万6千人。心理学などを学んだ相談員が、会員の個人情報を手がかりに適切な相手を紹介する。毎月10〜15組が結婚しているという。会員の7割は女性で、うち、大卒以上の学歴を持つ人が6割。「伴侶探しで妥協した
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く