ネタバレ&地雷ありタイトル通り唐代の人々は漢詩(というか唐詩ですか)をどんな発音で詠んでいたのか考察する本です。 中国語の音韻について、目からウロコが何枚も落ちるようなことがいっぱい書いてありました。現代中国語の学習者にも有用な本だと思います。 とにかく漢文の素養のない私、最初のほうに「江南春」の訓読が載ってるのですが、 南朝四百八十寺 って ナンチョウシヒャクハッシンジ って読むのですね。教えてもらわなければ「なんちょうよんひゃくはちじゅうじ」と読むところでした。 この「十」をなぜ日本語で「シン」と訓読するのかの追及がとても面白かった。べつに日本人が訛ってるとかじゃなくて、ちゃんと中国の学説にのっとって読んでるそうです。 しかし現代中国でもこの部分の「十」は普通と違う発音で読むのでしょうか・・・ こういう本は図表が理解のポイントになりますが、四声の変遷の図表がとても分かりやすい。この本の
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く