さて、いよいよこの展覧会の中心となる、ミン ウォンのビデオインスタレーションの登場です。それと関連して、シンガポール最後の映画看板絵師ネオ チョン テク氏の看板絵が展示されています。最初の展示室では、下のポスターを描くネオ チョン テクの様子を記録したドキュメンタリービデオ(監督シャーマン オン。その他のドキュメンタリービデオも彼が監督)も見られます。コロンブスの卵的テクニックが使われていて、ちょっとびっくりでした。 <ネオ チョン テク(デザイン:ミン ウォン)「Four Malay Stories」 カンヴァスにアクリル 2009年> 原美術館1階の<CINEMA 1>で上映されているのがこの「フォー マレー ストーリーズ」で、4本のマレー語映画を取り上げたものです。マレー語映画は1972年までシンガポールで製作される一方、1960年からはマレーシアのクアラ・ルンプルでも製作が始まり、
前の記事「ミン ウォン:ライフ オブ イミテーション」展(1)では、オタク道まっしぐら状態だったために展覧会の基本的インフォメーションも書かず、失礼しました。あらためて、会期、入場料等を書いておきます。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 「ミン ウォン:ライフ オブ イミテーション」 主催:原美術館、シンガポール美術館 会期:2011年6月25日(土)~8月28日(日) 会場:原美術館(東京都品川区北品川4-7-25/TEL:03-3445-0651(代表)) 開館時間:11:00 am - 5:00 pm (水曜日は11:00 am - 8:00 pm) (入館は閉館時刻の30分前まで。電力事情により変更の可能性あり) 休館日:月曜日/ただし7月18日(月・休)は開館し、7月19日に休館 入館料:一般1,000円、大高生700円、小中生500円 (原美術館メンバーは無料。学期中の
今、品川区の原美術館で、とっても面白い展覧会が開かれています。アジア映画好きには絶対に見逃せない展覧会なんですが、この「ミン ウォン:ライフ オブ イミテーション」展を3回にわたって(!)ご紹介したいと思います。3回にもわたってしまうのは、この展覧会を見たとたん私のアジア映画オタク魂に火がついてしまい、「私にも言わせて!」バルブが全開になっちゃったからなんですね。そんなわけで、この項、かなり長くなります。 まずは原美術館ですが、静かな住宅街にあるので「あれ?」と思っていたら、1938年竣工の原邸を美術館に改装したものとかで、当時としてはモダンな邸宅がうまく現代美術の空間に生まれ変わっています。詳しいことはウィキの「原美術館」をどうぞ。原美術館の公式サイトはこちら。 今回の展覧会について、原美術館のプレスから引用します。(美術は専門でないため、自分の言葉で説明しようとすると難しくて....。
もう言葉はいらない!コレをやりたくてタイにあるトラのお寺「タイガーテンプル」に行ってきました!(いらんと言ったその口で、以下執拗に語ります) トラのお寺と「死の鉄道」があるカンチャナブリー お坊さんたちに育てられたトラたちがいっぱい暮らしており、じかに触らせてもらえるタイガーテンプル。バンコク郊外のカンチャナブリーという県にあります。カンチャナブリーはタイでもいちばん暑くなるところで、タイガーテンプル以外にも日本軍がタイ・ミャンマー間に築いた泰緬鉄道*1(別名「死の鉄道」)、ゾウに乗ってジャングルを歩けるエレファントキャンプや、滝でのトレッキングを楽しめる国立公園などがあり、ガイドブックでの扱いは薄いですが素通り厳禁エリアなのです。 バンコクからの現地ツアーがたくさん出ているので予約しようと思ったのですが、ほとんどは日帰りです。バックパッカーは鉄道で行ってカンチャナブリーでその日の宿をとっ
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