【バンコク=古田大輔】ミャンマー(ビルマ)軍事政権は13日、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさん(65)の自宅軟禁を解除した。スー・チーさんは3度目の拘束が始まった2003年5月以来、約7年半ぶりに解放された。民主化運動の象徴として今も強い影響力を持つスー・チーさんの今後の行動が注目される。今月7日に20年ぶりの総選挙を実施し、圧勝を宣言している軍政側は、スー・チーさんの政治的な活動は認めない方針。
ミャンマーで見つかったアルビノの象(手前)=ロイター 【バンコク=山本大輔】ミャンマー(ビルマ)西部ラカイン州で突然変異によるアルビノ(白化)の野生象が見つかり、軍事政権が捕獲した。象の肌はやや赤みを帯びているが、国営紙は29日、「白い象」だとして重大ニュースの扱いで報じた。 同国では君主が白い象を所有すると国が繁栄するという言い伝えがある。軍政と国家繁栄を関連づける縁起物として軍はアピールしたいようだ。 ただ、AFP通信は同日、同国の一部には白い象を政変の前兆とする迷信もあるとしたうえで「白い象の出現は、政治交代を促進すると過去の指導者は考えてきた」と報じた。 AP通信によると、アルビノの象の肌は白色とは限らず、ツメやまつ毛などに特徴がある以外は、通常の象と見た目が変わらない場合もあるという。
タイ海軍が放置? ミャンマー難民数百人、海で行方不明2009年1月18日21時28分印刷ソーシャルブックマーク 【バンコク=山本大輔】タイ政府は18日までに、タイ海軍が同国南部のアンダマン海で、ボートに乗ってミャンマー(ビルマ)から逃れてきたイスラム系少数民族のロヒンギャ族の難民を縛るなどして拘束したうえで放置したなどとする人権団体の訴えについて調査を始めた。タイ英字紙バンコク・ポストなどが同日、伝えた。 同紙が報じた人権団体の話によると、タイ海軍は、昨年11月末から12月にかけてミャンマー国境に近いタイ南部へ海から侵入しようとしたロヒンギャ族難民の手を縛るなどして周辺の小島で数日間拘束した後、入国を認めず再び船に戻した。難民は約千人に及び、うち数百人の行方が分からなくなっているという。 名指しされた海軍は「事実と異なる」と否定。外務省は17日、調査の開始を明らかにしたが、「不法移民につい
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