著: 羽佐田 瑶子 代田橋に住み始めて4年。本当は下北沢に住みたかった。 本と映画と演劇と音楽が好き。人をだまさない人が好き。ヴィレッジヴァンガードで岡崎京子や魚喃キリコ、SAKEROCKやPerfume……胸がときめくカルチャーにたくさん出逢い、本多劇場で観た大人計画の舞台に頭をぶちぬかれ、ライブハウスのSHELTERでギターを抱える彼らに夢を重ねた。ぴあ&ぴあで深夜まで飲み、ピンクのネオンで飾られたクレープ屋でクリームたっぷりの大きなクレープをほおばるのがラーメンの代わりだった。大学が近かったこともあり毎日のように通った。そのどんな人も受け入れる優しさが好きだった。 だが、ひとりで住む街を決めるわけではなかったこと、大学時代の思い出を引きずってしまいそうなこと、いろんな理由の積み重ねで、少し距離を置こう、と下北沢から自転車で10分程度の代田橋に住むことに決めた。 住むまでは駅に降りたこ
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