ドイツ2部のボーフムが、C大阪の日本代表MF乾貴士を獲得するために本格的に動いていることが分かったと、ドイツメディア『derwesten.de』が報じている。 1カ月以上前から噂になっている乾の移籍話だが、当初は曖昧な部分が多く、ボーフムも明言を避けていた。しかし同メディアによると、ボーフムは乾を獲得するために動き出し、既にアンター・ヤヒアを放出するなど、チームの整備を行っているという。 また、ボーフムのフリートヘルム・フンケル監督は、「クラブには良い選手がいる。しかし、芸術家はいないんだ」とコメント。創造性溢れるプレーヤーを求めていると明らかにしていた。得意のドリブルとパスセンスでC大阪の攻撃に創造性をもたらす乾は、格好のターゲットというわけだ。 同メディアによると、ボーフムは移籍金として30万ユーロ(約3300万円)を準備しているようで、C大阪と交渉を行っていると伝えている。