世界的ヒット作となったスマホ用ゲーム、「Angry Birds」のRovio Entertainment(フィンランド)が10月2日、組織を簡素化し、最大で130人のレイオフ(解雇)を行う計画を発表した。数年前に欧米を中心に大人気となったAngry Birdsだが、動きの激しいモバイルゲーム市場で苦戦していることがうかがえる。 これはCEOのMikael Hed氏がブログで発表した(関連リンク)。Hed氏はこれまで複数の事業分野の開拓を行なってきたこと、急ピッチでの成長ペースを想定してチームを構築していたことなど背景を説明。今回組織を簡素化することを発表した。これにともない、フィンランドで勤務する社員最大130人を解雇する計画とのこと。Rovioは2012年には500人程度だった従業員の数が現在800人規模になっており、130人という数は全従業員の16%に相当する。 Rovioはフィンラン