前置き 例によって今回も前置きが長くなりそうなので、まあ読み飛ばしていただいても構いません。 個人でゲームを作っている人と、ゲーム会社とでは、作れるゲームに格差が生じます。 基本的に、人員と資金の潤沢なゲーム会社には、一人ぼっちあるいはごく少数人数での個人開発で対抗するのは難しいです。当たり前の話ですね。 しかし、どれだけでっかいゲーム会社だって、その始まりは個人開発レベルでスタートしたはずです。どうやってもゲーム会社と個人で格差があるように見える現在でも、新興のゲーム会社は次々に生まれています。 開発能力に絶対的な格差があるとしたら、なぜ資金も人員も足りていない新興ゲーム会社がその市場に食い込める余地が生じるのでしょうか? その理由は、「社会では時々技術革新によって大きなうねりが生じる」からです。 技術革新と言うのは、トランプの大富豪における”革命”のようなものです。普段は勝ち組と負け組