本当は、これに全力を入れて書こうと思ったのだが、また格闘関係が予想以上に増えた(笑)。 さて、ついに終わってしまった。1991年に連載を開始したから実に15年。単行本は、今出ているものでも40巻を数える大長編だ。 ひとつの交響曲を聴き終えたかのような、心地よい充実感の漂う最終回となった(最後は、「あれから○年」タイプのエピローグ)。 実際のところ、ビッグコミック系列の長期連載は多いけどたいていは1話完結、連作短編であって、最初から最後まで切れ目なく続く長編としては例の無いものだ。そして、その構成が、さすがに多少のほころびやずれは見られるものの、まれに見る完成度を保っていたことも特筆したい。 大風呂敷を広げる人は多いが、畳める人は。 もちろん自分も、最初に龍が「秘法を隠すためにチベットに行く」と言った時は、中国共産党軍のチベット侵略とそれへの抵抗を描く画期的な最終章が描かれるかも?と期待した
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