・平成22年11月、オウム真理教主流派「アレフ」信者の元妻=当時(63)=を刺殺したとして、 殺人などの罪に問われた住所不定、無職、西村三郎被告(71)。 弁護人「亡くなった元妻について思うことは」 被告「複雑な思いです。5人の子供をもうけた仲。今思えば、宗教さえやめてくれたら、 元妻も幸せな老後を送れた」 弁護人「かわいそうなことをしたという気持ちは」 被告「宗教さえなければ、孫に囲まれて幸せに過ごしていただろうに、かわいそうな女だと思う」 西村被告は昭和49年に元妻と結婚。福岡市内で食品販売会社を経営しながら、2男3女と 幸せな生活を送っていた。しかし、元妻がオウム真理教にのめり込んでいった昭和62年ごろに その生活は一転。平成元年3月、元妻は5人の子供たちを連れ教団施設に入った。 西村被告は、子供たちを連れ戻そうと試みたが、長女と次女は母親とともに教団施設での