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ブックマーク / d.hatena.ne.jp/cobachican (6)

  • 「MIKUEXPO NY」後方からのライブ報告 - ボカロとヒトのあいだ

    中学生の頃からロックキッズだった僕にとってNYは憧れの街だった。まずなによりも70年代の中頃に輝きを放ったNYパンク、その中でもテレヴィジョンとパティ・スミスは別格で、彼らの1stアルバムである「マーキームーン」と「ホーセス」はそれこそ(もうCD時代だったけど)すり切れるくらい聴いた。タイトでシャープな演奏と熱いのか冷たいのか分からない鼻にかかった歌唱は当時「ロックはヘヴィメタしか認めない」と意気がっていた僕の青臭い主義と感性に揺さぶりをかけ、「ヘヴィーメタルと違って音は細くて簡素なのに何故こんなにも”過激”に聴こえるのだろう。いったい音楽って何だろう?」と今に至るグッド・ミュージック探究の端緒となった。小学生の頃に好きだった歌謡曲、そして当時流行っていたヘヴィメタで僕の音楽遍歴が終わっていたら、「ポップスやロックはキッズやティーンの音楽だよ。もうオジサンの自分とは縁がないね」と余裕かまし

    「MIKUEXPO NY」後方からのライブ報告 - ボカロとヒトのあいだ
    babelap
    babelap 2014/10/26
  • 初音ミク「レターマン・ショー」出演雑感 - ボカロとヒトのあいだ

    予告通り「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」に初音ミクは出演しました。時間は番組最後の4〜5分でしたけど、実に堂々としたパフォーマンスだったと思います。英語詞による歌唱でしたが、ほかには特にアメリカナイズされたところもなく、いつものふてぶてしい初音ミクでした。裏方も含めて「踏んできた場数が違う」といった感じでしょうか。7年以上キャリア積んでますからね彼女。ぽっと出の新人じゃない。クリプトン自らの演出なのか、番組スタッフによる采配なのか分かりませんが(たぶん後者でしょう)、スタジオライブの見せ方は非常に優れたものがあったと思います。おそらく収録スタジオは狭いのでしょう。ですがその狭さを言い訳にせず、ギターとドラムをミクの前方に配置するという大胆な策で、来はない奥行きを生み出しました。これによりカメラはギタリスト越しにミクを撮影できることになり、他のカメラにもバンドメンバーが

    初音ミク「レターマン・ショー」出演雑感 - ボカロとヒトのあいだ
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    babelap 2014/10/10
  • 初音ミクが米人気番組に出演してしまうこと - ボカロとヒトのあいだ

    2007年以来、ボカロシーンを見続けているので、さすがに、もうちょっとやそっとのことでは驚きません、と余裕ブッこいていたら、また驚かされてしまいました。ミクさん恐るべし。でもいくらなんでもこれは驚くよ! 【MIKU EXPO】『MIKU EXPO in NY』イベント情報更新!&初音ミク全米人気TV出演決定! – 初音ミク公式ブログ 人気TVとは米CBSのトーク・バラエティ「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」のこと。日の番組に例えると生バンド付きの夜版「笑っていいとも」といった感じでしょうか。いや「今夜は最高!」か。例えが古いか。とにかく「レイト・ショー・ウィズ・デイヴィッド・レターマン」は人気コメディアンであるレターマン氏がホストを務め、ゲストとのトーク、コメディコーナー、歌手やバンドによる生ライブといった構成で送る正味60分ほどの番組。放送開始が1993年なので長寿番

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    babelap 2014/09/19
  • ガチで「ボカロ100選」やってみました - ボカロとヒトのあいだ

    前回は変化球を投げましたが、今回、直球勝負してみました。2007年から2012年までにニコ動で発表されたボカロ曲から100曲を選んで公開中でございます。興味のある方はどうぞ。 http://www.nicovideo.jp/mylist/38824178 ほぼすべてブログで紹介した曲ですが並べてみるとやはり壮観です。ボカロカルチャーの分厚さ、奥深さを感じさせてくれます。誰もが知っているミリオン曲は入っておらず、知名度の高いPの人気曲も少ないのにこの充実度。選んだのは自分ですが、「異常」なクオリティに眩暈がしそうです。ついでにいうとUTAU曲は泣く泣く割愛しました。だって収集つかないんだもん、許して下さい。ちなみに300選だとミリオンや人気曲、そしてUTAU曲も躊躇なく選ぶことができるのですが、でもそれだと誰が選んでも似たリストになると思うんですよね。100というのは、その人の嗜好や感性や性

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    babelap 2013/12/27
  • 「マイナーだけどハイセンスなボカロ曲集」が示唆すること - ボカロとヒトのあいだ

    年末のボカロシーン、最大のヒットになりそうなのがこちらである。 2013年12月22日「マイナーだけどハイセンスなボカロ曲集」 VOCALONOBISを運営する_Gissy氏が作成した作は22日0時に投稿されると、再生数は5日間で7万を超えた。メドレー形式の曲紹介動画としては驚異的な伸びだ。リスニング目的のノンストップメドレーならまだしも、あくまで曲の紹介動画である。これはちょっとした事件と見るべきだろう。作はスムーズな導入や選曲、曲順、編集など何かと気が利いていて、尺は長いが飽きることはない。タイトルのつけ方も挑発気味で「ハイセンス」と主張されれば人は自分の耳で確かめて、難癖のひとつでも付けてみたくなるものである。売り文句は大事だ。 _Gissy氏の狙いとしてはまず第一に、埋もれている、あるいは埋もれつつある「ハイセンスなボカロ曲」を迅速に見つけるには、VOCALONOBISこそが最

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    babelap 2013/12/27
  • ボカロ行く年来る年「頑張らない」 - ボカロとヒトのあいだ(引っ越し先)

    今年もまもなく終わりますので、今日はボクボカ(我ながら長いタイトルなので略します)は休みまして、2012年の総括と2013年の展望を書きます。展望とは言いつつも要望みたいなもんです。「こうなるといいなあ」という願い。 僕の願いは「頑張らない」です。ボカロシーンの「頑張らない」化。来年のボカロ界はみんな適当に手を抜いてくれると嬉しいなあと思います。もうねニコ動でボカロ新曲をチェックすると異常事態ですよ。正常に進化を続けたら、いつの間にか異常になってしまったと言いましょうか、時間と手間と、場合によってはお金も投入したハイレベルPVで溢れ返っています。観るほうは嬉しいですよ、なんたって無料だし、時間も5分程度です。気楽な娯楽です。でも制作者側のことを考えると複雑な気持ちになってきます。曲やPVに力を入れるのは「可能な限り良いモノを届けたい」とか「多くの人に見てもらいたい」とか「末長く愛される作品

    babelap
    babelap 2013/01/01
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