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  • 万華鏡日記 飛鳥部勝則「誰のための綾織」

    通常はピンクルが日記を徒然なるままに、カメ(=旦那=おっぺ)が休みの日は彼が映画のレビューを書いてます。 孤島に拉致された女子高生と教師たちを待っていたのは「蛭女」の復讐だった。日間の密室、窓から羽ばたく影、相次ぐ死、そして訪れる不可解な結末…。これは、反則、なのか? ミステリとしての出来云々は横に置いてしまおう。読み終わって今、わだかまらざるを得ないことがある。それは、作中の作「蛭女」にあまりにも節操なく(と言ってしまう)放り込まれている、引用というのかタダ取りというのか、オマージュとはちょっと見なせないだろう文章たち、会話たちのことだ。 最初は、おや、オマージュかな、偶然かな、メジャーなことなのかな、くらいに思った。原書房ハードカバー版の134ページ、「イエス・キリストは笑ったことがありますか」から始まる会話の部分だ。この箇所だけなら、別にこんなにわだかまることもなかっただろう。

    babelap
    babelap 2013/12/05
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