3週間に4回激突することになった今回のラリー・クラシコ。国王杯決勝で劇的勝利を収め、1勝1分けとこれまで有利に運んでいるモウリーニョだが、真の目標は「異なるクラブで3回CL王者になること」とも言われている。雌雄を決する戦いは、CLでの2回のクラシコだと考えているのではないだろうか 国王杯決勝後のバルセロナとレアル・マドリーを取り巻く雰囲気は、劇的に変化した。 激闘から3日後、レアルはバレンシア戦で6対3と勝利。一方のバルセロナもオサスナに2対0で勝利した。しかし、3位バレンシアに対しカカ、イグアイン、ベンゼマら控え選手がゴールを重ねて大勝し俄然勢いが増した感が強いレアルに比べ、バルセロナは残留争いをしているオサスナ相手に「シャビ、メッシ、イニエスタを投入せざるを得なかった」とグアルディオラ監督が語った通り、苦しみながらの勝利。さらに離脱者が続出し手薄になっている守備陣ではミリート、マクスウ