日本代表、被ファウル数最多!枠内シュート率もトップ パスはつながらなくても相手のボールを追い掛け回し、反則を受けつつ、少ないシュートは確実に枠に飛ばす―。サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会での日本の戦いぶりが、国際サッカー連盟(FIFA)公式サイトの示す決勝トーナメント1回戦までの各種データから浮き彫りになった。 16強入りの快進撃に直結した数字はファウルを受けた数だろう。1試合あたり23回は出場32チームの中で最多。個人でも本田が4試合で23回と出場選手中1位で、1試合平均もトップ。体を張って前線でつぶれ役になり、FKのチャンスをつくっていたことが分かる。2位は18回の中沢で、屈強なFWたちのラフプレーに耐え忍んだ。 泥くさく走り回った印象のある日本は運動量で上位につけた。出場選手が走った距離の合計は90分当たり107・2キロで9位。そのうちボールを持っていない状況で走っ