Ubuntu Weekly Topics 2013年4月19日号13.04のカーネルフリーズ・13.04 Japanese Remixのmozc採用・Ubuntu on Azure・UWN#312 13.04のKernel Freeze 13.04のカーネルが無事にフリーズされ、最後の調整に入りました。よほど予想を超える問題が起きなければ、4月25日にリリースされる予定です。カーネル搭載の機能を把握するために13.04のkernel configurationを確認したい場合は、最終版のconfig listを参照してください。 なお、13.04には4月序盤に駆け込みで追加されたfriends-app[1]が搭載されるため、Gwibberは削除されます。これに伴って13.04世代ではインストール中に表示されるスライドショーからソーシャル機能に相当する箇所を削除する、という処置が駆け込みで行
Welcome to lxr.linux.no LXR (formerly "the Linux Cross Referencer") is a software toolset for indexing and presenting source code repositories. LXR was initially targeted at the Linux source code, but has proved usable for a wide range of software projects. lxr.linux.no is currently running an experimental fork of the LXR software. Browse the code These are the browsable source code repositores at
そろそろ本格的にLinuxのソースコードを解読していこうと思う。 Linuxのバージョンは日に日に上がっていき、現在は3.3が最新のバージョン(mainline)である。 最新の技術を知りたいのであれば、最新バージョンを読むほうが良いのだが、ざっくりとLinuxのソースコードを知りたいだけなので、資料が整っている2.6.xあたりを読もうと思う。 さらに、Linuxカーネル2.6解読室との対応を考えて、2.6.15を対象とする。 通常、Linuxカーネルのソースコードは通常、http://kernel.org/から入手できるが、tar.bz2で固められていて、いちいちダウンロード・解凍しなくちゃいけない。 これはちょっと面倒なので、別の環境でもすぐに見られる方法はないかと探していたところ、LXRという、LinuxカーネルのソースコードをWeb上で見られるサービスを発見。 http://lxr
なかなかハードルが高く,多くの人が踏み出せないでいるカーネルのソース・コードの読解。本連載では,今までカーネル・ソースなんて見たことがないという人に,読みこなすコツをお教えします。今回は,どうしたらカーネル・ソースを読みこなせるようになるのか,筆者の経験をお話します。 Linuxユーザーなら誰しもカーネルのソース・コード(カーネル・ソース)を読んで,どのような処理を行っているのかを確認したり,自分なりの変更を加えたりしたくなるのではないでしょうか。しかし,カーネル・ソースの量は膨大な上,C言語で書かれているので,コンピュータ内部やOS(オペレーティング・システム)の仕組みを理解したプログラマでないとなかなか読みこなせません。そのため,カーネルを読むための第一歩を踏み出せない人が数多くいることは事実です。 本講座では,プログラマではないごく普通のLinuxユーザーが,カーネルをある程度自力で
なかなかハードルが高く,多くの人が踏み出せないでいるカーネルのソース・コードの読解。本連載では,今までカーネル・ソースなんて見たことがないという人に,読みこなすコツをお教えします。 カーネルのコンパイル方法については,関連記事「やってみると意外に簡単!? Linuxカーネル・コンパイル入門」をお読みください。 また,カーネル・パラメータの項目については,関連記事「「Linuxカーネルの設定パラメータ」」で公開しています。 第1回 どうしたら読めるようになるのか 第2回 C言語とライブラリの初歩 第3回 カーネル・ソース内のシステム・コールを確認する 第4回 カーネルが構造体を好むワケ 第5回 デバイス・ドライバとモジュール 第6回 構造体に「関数」を登録する 第7回 ネットワーク処理はモジュール処理と上下が逆 第8回 データに意味付けするキャスティング手法 第9回 機能拡張でよく使われる共
LinuxとGNUシステム リチャード・ストールマン著 多くのコンピュータ利用者は、毎日GNUシステムの変更版を使っていますが、気がついていません。ひょんなことから今日広く使われているGNUの版は、“Linux”としばしば呼ばれ、多くの利用者は、それが基本的にはGNUプロジェクトで開発されたGNUシステムであることを知りません。 たしかに、Linuxというものは存在し、人びとはそれを使っています。ただし、それは単に使っているシステムの一部です。Linuxはカーネルです: システムの中のプログラムで、ほかのプログラムの実行のためにマシンのリソースを割り当てます。カーネルは、オペレーティング・システムの重要な部分ですが、それだけでは役に立ちません。カーネルは完全なオペレーティング・システム全体のコンテクストで初めて機能します。Linuxは通常GNUオペレーティング・システムと組み合わせて使われ
Linuxでは,多くのアプリケーション・プログラムを動作させることができます。これらのプログラムは,すべてカーネルのコントロール下で動作しています。今回から2回にわたって,カーネルがどのようにアプリケーション・プログラムをコントロールしているのかを解説します。 マルチタスクOSではプロセス管理が重要になる 前回解説したように,Linuxカーネルはさまざまな機能を提供しています。代表的な機能の一つがプロセス管理(実行管理)です。 Linuxは,複数のプログラムを同時に稼働させられるマルチタスクOSです。また,複数のユーザーが同時にシステムにログインして並行して作業できるマルチユーザーOSでもあります。 マルチユーザーやマルチタスクを実現するには,OS側にさまざまな機能が必要になります。例えば,安全にマルチユーザー環境を提供するために,Linuxのファイルやディレクトリには所有者やアクセス許可
カーネルはLinuxシステムの中核をなす重要なソフトウエア部品です。Linuxを使いこなすためには,カーネルの動作や仕組みに対する理解が欠かせません。本連載では,Linuxカーネルの役割とその仕組みを体系的に紹介します。 Linuxは,フィンランド・ヘルシンキ大学の学生だったLinus Torvalds氏が,i386プロセッサの勉強のために作成したオペレーティング・システム(OS)です。1991年に誕生しました。当初はネットワーク機能すらない貧弱なOSでしたが,いまや企業の基幹業務にも使われる実用的なOSとして成長しています。これは,Torvalds氏をはじめとした多くの開発者が,Linuxの改良に取り組んできた結果です。 Linuxが誕生した1990年代は,ネットワーク機能を標準装備したWindowsシステムの登場や商用ISPのサービス開始により,インターネットが爆発的に普及した時代です
亀澤 寛之氏は、Linuxカーネルの資源管理機能「cgroup」におけるメモリー管理の部分を担当するメンテナーだ。仕事として Linuxの開発に携わる。メンテナーとして日々どんな風に活動を進めているか、どのようにメンテナーになったのか、どうすればなれるのか、尋ねた。 富士通に2003年に入社し、翌年にIA-64でメモリーのホットプラグ(稼働中に抜き差し可能な機能)を担当しました。そこでLinuxカーネルにコードを入れることになり、コミュニティーにパッチ(プログラム)を送りました。「こういう機能が必要なんだ」というメールをどっさり送ったら、コミュニティーのトップともいえるAndrew Morton氏から「go ahead」というメールをもらって、以来メモリー管理をやっています。 メンテナーとしての主な活動は、メールのチェックと返信です。Linuxカーネルだけで1日400~500通。仮想化ソフ
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