喜寿を迎えた赤峰幸生氏は、クラシック界では世界におけるカリスマだ。 日本でも20代、30代のファンが急増している。 服を着倒してきて辿り着いた氏のスタイルとは? photography JUN UDAGAWA text YUKO FUJITA 赤峰幸生 究極のスタイル1 赤峰幸生/Yukio Akamine 1944年、東京都生まれ。90年、自身の会社インコントロを設立。98年、イタリア生産による紳士服ブランド「Y.Akamine」をスタート。2008年、カスタムクロージングのブランド「Akamine Royal Line」を立ち上げる。スーツやシャツのほか、コートやレザーブルゾンやネクタイなど、真のクラシックスタイルを提案している。 本物のフランネルは30年着てこそ味が出る 「フランネルは私が最も好きな秋冬の素材で、このスーツは4年前にフォックス ブラザーズのフランネルで仕立てたものです