【写真】その他の写真を見る 前回はピース・又吉直樹の『火花』と羽田圭介氏の『スクラップ・アンド・ビルド』が受賞した芥川龍之介賞の候補は、4度目のノミネートとなった演劇家の本谷有希子氏の『異類婚姻譚』をはじめ、3度目のノミネートの松波太郎氏の『ホモサピエンスの瞬間』、初ノミネートのタイ在住会社員・加藤秀行氏の『シェア』など6作品。 直木三十五賞候補には、2011年に『白樫の樹の下で』で第18回松本清張賞を受賞し、2度目のノミネートとなった青山文平氏の『つまをめとらば』をはじめ、梶よう子氏、深緑野分氏、宮下奈都氏、柚月裕子氏といった4人の初ノミネート作家たちの5作品が決まった。 贈呈式は2月25日に都内で行われる。受賞者には正賞の時計と副賞の賞金100万円が贈呈される。 両賞は1935(昭和10)年に制定。芥川賞は新聞・雑誌(同人雑誌を含む)に発表された純文学短編作品、直木賞は新聞・雑誌(同)