あなたはシャツをどんなものだと思っているだろうか? ただの仕事着? サラリーマンの服? 首を締め付けるネクタイの友達? 100回目。 今回はナポリの名作、 「ルイジ・ボレッリ」のシャツを紹介する。 私がシャツにハマったきっかけである。 2004年頃。 「ナポリのシャツの至高はボレッリ」と、あるファッションサイトで知った。 当時の私はラング、ステファンシュナイダー、ポエルなど、個性的モードブランドに傾倒していた。 いわゆる「正統派の美」を目指すリアルクローズに興味を持てなかった。 だから、軽い気持ちで手に取った。 「シャツを手に取るぞ」という意識でボレッリのシャツを手に取った。 ところが、違った。それはシャツではなかった。 もとい、それまでのものがシャツではなかった。 一見してわかる襟先が描く曲線美。襟元から襟先にかけて描かれるカーブの、その優美さである。 生地の柔らかさ・しなやかさ。シャツ
![シャツNo.100 LUIGI BORRELLI ルイジ・ボレッリのシャツ | シャツと休む](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/00a14428e1699970c0734fcea097a885a48c3807/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Faboutshirts.net%2Fwp-content%2Fuploads%2F2016%2F05%2Fborerr6.jpg)