私は、自分のことをミニマリストだとは思いませんし、モノも依然として数多くもっています。ただ、そのなかでできるだけ、余分なものを減らして、本当に大事なモノだけに時間やお金、感情を振り向けたいと常々思っています。 ですから、自分たちの生活を可能な限りそぎ落とし、そのスタイルを極限まで突き詰めているミニマリストの方はとても尊敬しています。 いまではいろいろなミニマリストの方が書籍などを出されていますが、そのなかでも共感したのが、佐々木典士さんです。『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』という本の著者の方です。 佐々木さんの本で面白かったのは、なぜ人が「慣れるのか」もっといえば、何かを買ってもすぐに「飽きるのか」ということ。この本によれば「そもそも人の神経ネットワークは、刺激の「差」を検出する仕組みだという。ある刺激から別の刺激に変化した「差」自体を刺激として受け取る」p66という。 だから、新しい