将棋界には現在、8つのタイトル(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖・叡王)がある。藤井聡太八冠の誕生により、全タイトルの独占が決まった。全タイトル制覇は、羽生善治九段が1996年に七冠(当時は7タイトル)を達成して以来。藤井八冠はプロ入り7年で頂点に立った(2023年10月11日時点)。 ①藤井聡太(名人、棋王、王将、竜王、王位、叡王、棋聖、王座) 達成日:2023年10月11日(21歳2カ月) 王座を奪取し、史上初の全八大タイトル制覇に笑顔を見せる藤井聡太八冠=2023年10月11日、京都市東山区(時事) 七冠 ①羽生善治(竜王・名人・王位・王座・棋王・王将・棋聖) 達成日:1996年2月14日(25歳4カ月) 羽生善治(時事) *2017年までは、タイトルが7つ(叡王を除く)だったため、全タイトルを制覇した。現在、タイトルは保持していないが、タイトル戦で連続または通算して既定数を
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