「タルマーリー」は“パン屋”じゃなくなった? 渡邉夫婦が移転の先に見つけた、あえて仕事と暮らしのバランスをとらない生き方。 2016.10.21 暮らしのものさし 暮らしのものさし 寄稿者 寄稿者 どこに住み、どんな暮らしをつくるのか。本当に必要なものは何か。「暮らしのものさし」は、株式会社SuMiKaと共同で、自分らしい住まいや好きな暮らし方を見つけるためのヒントを提供するインタビュー企画です。 2008年、千葉県いすみ市にて、渡邉格(イタル)さん・麻里子(マリ)さんが夫婦で営む小さなパン屋として始まった、「タルマーリー」。 現代のパンづくりでは当たり前に使われるイースト菌ではなく、あえて扱いが難しい天然酵母だけを使い、小麦粉も既製品を仕入れるだけでなく、農家から仕入れた小麦粒を自家製粉する、一見遠回りなパンづくりをしています。 2011年には、自分たちのパンづくりにより力を入れようと、