電気設備の絶縁状態把握のため、絶縁抵抗の測定と絶縁耐力試験が広く行われています。電気設備の技術基準でも低圧電路には絶縁抵抗値で、高圧、特別高圧では耐電圧値で保持すべき絶縁性能が規定されています。しかし、実際に現場では絶縁抵抗の判定に対する過信のようなものと、絶縁耐力試験の保守管理上の実施にためらいのようなものが見受けられます。絶縁抵抗の定期的な測定による経年変化を捕らえることで絶縁破壊事故の未然防止に役立ています。ここでは両試験の基本的な相違や試験電圧の決め方、判定基準などについて解説します。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く