米Googleが2016年から取り組んでいる非Linuxの新OS「Fuchsia OS」が5月24日(現地時間)、正式にリリースされた。9TO5Googleが25日、Googleに確認したとして記事で紹介した。Googleの初代スマートディスプレイ「Nest Hub」(旧「Google Home Hub」)にロールアウト中だ。 Fuchsiaは、Linuxをベースにしていない、ゼロから構築されたOSだ。Googleが自社開発した「Zircon(旧Magenta)」と呼ばれるマイクロカーネルを使用している。Googleは昨年プロジェクトを一般公開した際、Fuchsiaを「汎用OSを構築するための長期プロジェクト」と説明した。 Fuchsiaの主要なアプリ開発言語は、GoogleのクロスプラットフォームUIツールキットである「Flutter」だ。FlutterはAndroid、iOS、Web、
Fuchsia(フクシア、フクシャ、フューシャ)は、ケーパビリティのコンセプトに基づくGoogleが開発中のオペレーティングシステム (OS) である。公式な告知も一切なく、2016年8月に突如としてGitHubにプロジェクトが公開されたことで最初に世に知られることとなった。 GitHub上のソースコードを精査したメディアによると、Fuchsiaは組み込みシステムからスマートフォン、タブレットやパーソナルコンピュータ (PC) まで幅広いデバイスで稼働させることが可能とみられる。2017年5月の更新ではユーザインタフェース (UI) が追加されるとともに、このプロジェクトが「残骸置き場ではない」と開発者が証言したことから、このOSがAndroidを置き換える可能性など、Googleの狙いについてメディアの臆測を呼び起こすこととなった。 Fuchsiaはフリーかつオープンソースのソフトウェア
by Michael Himbeault Googleのエンジニアリング・マネージャーであるレイチェル・ポートヴィンさんが、「The Motivation for a Monolithic Codebase」と題した講演の中で、Googleのシステムが86TB(テラバイト)でできていることを明かしました。 Google Is 2 Billion Lines of Code—And It's All in One Place | WIRED http://www.wired.com/2015/09/google-2-billion-lines-codeand-one-place/ 講演ムービーはコレ。話は5つのテーマに分けて行われていて、Googleのリポジトリについての話は1番目、3分過ぎから始まります。 The Motivation for a Monolithic Codebase W
西田圭介 最近,Googleのサービスを使う場面が増えてきたという方々はけっこういらっしゃるかもしれません。しかしながら,そのサービスの礎となる技術的な部分を知る機会は,これまで滅多になかったのではないでしょうか。 自分もそうかもーと,自身も思い当たったとある編集部員(以下,Q )。そんな矢先に,『Googleを支える技術 ……巨大システムの内側の世界』という書籍が,なんと発売直後に増刷決定との報せが! 聞くに,本書の著者さん(以下,A )は,一技術者としての興味を発端に「これはおもしろいことしているなぁ」と執筆にあたり,オープンな情報を一つ一つ時間を掛け丁寧に調べ,今回の一冊にまとめたとのこと。ぜひお話しを聞きたいと思ったところに,貴重な機会が廻ってきました。 Q: Googleはいつも便利に使っているのですが,それがどう作られているかとは考えたこともありませんでした。これってやっぱり,
図2●リンクの構造を人気度として扱う「PageRank」 リンクを人気投票として捉えることで,ページの重み付けに利用する。 「Yahoo! JAPAN」,「BIGLOBE」,「Excite」,「infoseek」,そして「goo」。これら大手検索サイトは,トップページの体裁こそ違うものの,基本的に検索結果は変わらない。いずれも米Google社と提携し,自社サイトの検索サービスを同社の検索サービス「Google」に委託しているからだ。Googleは提携サイトに対して検索結果を操作することは許していない。そのためGoogleと提携している検索サイトで検索語を入力すると,ユーザーはGoogleの検索結果をそのまま受け取ることになる。 Googleがほぼ現在の機能を備えて姿を現したのは,1998年12月のこと(写真[拡大表示])。米スタンフォード大学の学生だったLarry Page氏とSergey
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く