イマドキのビジネスはだいたいそんな感じだ! なぜ女性は“フィットネス”ではなく、カーブスに行くのか… ◆文:佐藤さとる(本誌 副編集長) フィットネスクラブが高嶺の花ではなくなってから幾星霜。 日本では80年代から進出が本格化し、折からの健康ブームもあって、じわじわ成長を続けたが、この数年は市場としては頭打ちの感がある。 日本生産性本部が出している「レジャー白書」によれば、フィットネス市場は2006年には4240億円をつけてから、4100億円前後で凸凹している状況だ。 こうしたなか確実に伸びているのが、女性専用フィットネスジム「カーブス(Curves)」である。原産地はアメリカで、日本上陸は05年。すでに国内では35万人の会員がおり、拠点も930箇所もあるというから、もはやコンビニとかファストフード店の感覚である。 カーブスの成長についての分析は、さまざまなところでなされている。主な理由と