プロ野球シーズンも真っ盛り。これからの季節、ビールを片手に枝豆をつまみながらのプロ野球観戦は、我々サラリーマンの至福の時でもある。 そんな小さな幸せを嚙みしめて数十年というベテラン野球ファンも多いと思うが、「野村克也元監督(以下、ノムさん)の著書を読んでから、プロ野球の見方が変わった」と言う人も多いので、その愉しみ方のヒントを探ってみた。 今回は、ノムさんの言う「考える野球である」。ノムさんは、自分自身を努力の人とし、長嶋や王といった、世間で天才と呼ばれるスター選手に対して、自らを「月見草」と呼ぶことは良く知られるところだ。 そんなノムさんは、まず「力と力の勝負」というやつが嫌いである。 「力と力の勝負」とは、ピッチャーは自分が投げられるめいっぱい速い球を投げ、バッターはそのボールを全力で打ち返すといものである。 「しかし私に言わせれば、そんなものは単なる、投げ損じと打ち損じの野
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