【AFP=時事】排ガス規制逃れの不正が発覚した自動車大手フォルクスワーゲン(Volkswagen、VW)の母国ドイツの外交官らが、重大な抜け穴が指摘されている従来の排ガス試験の継続を裏で働きかけていたことが24日、AFPの入手した流出文書から明らかになった。 独VW、排ガス規制回避ソフト搭載で米当局が捜査 この文書はドイツの政策方針書で、欧州連合(EU)の規制機関に対し、最新の車両試験でも重大な抜け穴を残し、実際の二酸化炭素(CO2)排出量が公式結果として発表される排出量より多くなるよう要請している。 この文書について最初に報じた英紙ガーディアン(Guardian)は、同様の要求を記した政策方針書がフランスや英国にも存在すると伝えている。 流出した技術文書の日付は今年5月で、内容はフォルクスワーゲンの不正問題で焦点となっている窒素酸化物(NOx)ではなく、CO2排出量の測定検査に関す
![車の排ガス試験で「抜け穴」要求、独仏英がロビー活動か 文書流出 (AFP=時事) - Yahoo!ニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/42ddabfcaa610dd1c9239155f648a7c017dd83d4/height=288;version=1;width=512/http%3A%2F%2Famd.c.yimg.jp%2Fim_siggRhJkXig9K0hGNTrzCFz_Lg---x200-y106-q90%2Famd%2F20150925-00000024-jij_afp-000-2-view.jpg)