大手飲食チェーン店でアルバイトをした大学3年の男子学生(21)が4カ月間無休で働かされ、元店長に包丁で刺されたなどとして、店の運営会社「DWEJapan」(千葉県成田市)に未払い残業代や慰謝料など計約800万円の支払いを求めた訴訟の第1回口頭弁論が14日、千葉地裁(小浜浩庸裁判長)で開かれた。男子学生と会社側の双方が意見陳述した。 男子学生は勤務が1日12時間を超え、元店長から暴力を受けるようになった経緯を説明し、「誰にも相談できず苦しかった。暴力や脅しで辞めさせないことは許されない。このようなことがないよう裁判所には適切な判断をしてほしい」と述べた。
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