お弁当生活をするなら、一度は使ってみたい憧れの存在「曲げわっぱ」。でも、「高価だし手入れが大変?」「長く使える?」といった不安がよぎり、なかなか手が出せないんですよね。実際のところ、曲げわっぱの使い勝手って、どうなんでしょう? WEB FOODIEの編集担当Sが検証してみました! まずは、使いはじめる前に知っておきたい基礎知識を、曲げわっぱに詳しい料理研究家・野上優佳子さんにレクチャーしてもらいます! そもそも曲げわっぱって、どんなもの? 手前右から反時計回りに、新潟県寺泊山田のわっぱ(だ円の白木)、岐阜県中津川の恵那曲物(白木の二重重ね上段)、宮崎県諸塚村の宮崎めんぱ(白木の二重重ね下段)、静岡県の井川メンパ(茶色の6個組)、長野県奈良宿の曲物(茶色拭き漆のだ円)、福岡県馬出の博多曲物(四角いもの) 曲げわっぱとは、ヒノキやスギ、ヒバなどの薄い一枚板を円形や楕円形に曲げて、合わせ目を山桜