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最近ビジネスでは「目的意識」という言葉がよく使われます。自分のやっていることを好きになりたい若者はこの傾向を非難していますが、社会が発展するにつれ、私たちの自己実現欲求はマズローの欲求階層に従って上がっていきます。著名な心理学者のマズローは、人間のやる気は満足感を得ることが元になっており、個人の成長に従って変わると言っていました。 自己実現をしている人というのは、自分に満足しており、自分のできることをすべてやっている人です。しかし、世の起業家たちは本当にそのような人たちでしょうか? 目的意識といえば、自らビジネスと作り出している起業家が頭に浮かぶかもしれません。しかし、自分に「今の仕事で毎日本当に満足感が得られているか?」と聞いてみてください。答えが「いいえ」であれば、自分と自分の仕事をどちらもより素晴らしいものにするために、それをToDoリストに追加した方がいいでしょう。 しかし、「目的
松本孝行さんがブログで 「60日で取れるとっておきのお得な資格 (洋泉社BIZ)」 の書評を出しておられる。 本を読んでいないので詳しくは知らないが、要約すると 「資格を取ることで直ちに職を得られるものと言うのは 少ないですが、その資格を取得するためにがんばったと 言うプロセスは後々の人生においても、非常に役立つ」 ということが主張されているらしい。 別にこの意見を否定するつもりはない。 しかし、日本人には 「資格取得は効率の悪い差別化である」 という視点が余りにも欠落しているように思う。 資格は誰でも公平に受験することが出来るため、 情報で優位を築けない人が差別化のために 仕方なく用いる手段だ。 人が頑張るのはあくまで、 良い仕事に就くとか、お金を稼ぐとか、良い業績をあげるとか、 何らかの目的のためであって 頑張ることが目標の人は単なるマゾだ。 同様にして「頑張って目標を達成するプロセス
近年、日本では草食化男子なんてキーワードが一般的になった。最初の頃こそ「モテない肉食系女子の言い訳」などと揶揄されていたが、下のグラフを見て欲しい。ほんとうに最近の大学生は草食化しているようだ。 (出所:中日新聞) かつて理系大学生のマジョリティーであった「肉食系コミュ障非モテ」に属していた僕としては(彼女がいないという結果は同じなわけだが)驚きを禁じ得ない。なぜ若者はこんな風になってしまったのだろう。中日新聞はこれについて「相手に束縛されるのを嫌がったり、勉強を優先したいからとの理由」などと何だかほんわりと耳あたりの良い理由でまとめている。 しかし、本当の理由はそんな生易しいものではない。断言しよう。「大学生は恋愛できないほど経済的に貧しくなってしまった」のだと。次のグラフはその状況を如実に表している。 (出所:不動産ジャパン) 大学生が受け取る仕送り額から家賃を引いた、いわば「可処分所
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