2月15日に『ミナトホテルの裏庭には』という本が発売されます。 ミナトホテルの裏庭には | ポプラ社 主人公は男の子です。芯くんといいます。いつも小説を書きはじめる前にノートにこの人物はこういう人、という短い説明をメモしておくのですが、今日それを読み返してみたら、ひとこと「体毛が薄い」と書いてありました。体毛て。しかもそれだけて。 主人公の次によく出てくる湊さんという男の人に関しては「メガネ」だけでした。眼鏡という属性に惹かれてやまぬタイプの女子からの支持を得たいという私のギトギトした魂胆がその三文字から皮脂のように滲み出ておりましたのであぶらとり紙を挟んでおきました。よーじやのやつね。 『ミナトホテルの裏庭には』は、2015年の4月から10月にかけて書いたもので、長編と短編からなり、そのふたつは繋がっています。 ホテルをメインにしたお話というわけではないです。なので当初つけていた仮のタイ
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