八重山警察署は、22日午後9時27分、竹富町字竹富で、不発弾(手りゅう弾)らしきものを確認した。横浜市に住む観光客の男子大学生(20)が本島中部の読谷村から持ち込み、宿泊先の経営者が気づいて同署へ連絡した。 同署によると、不発弾のようなものは、パイナップル型で長さ10センチメートル、最大径6センチメートル。腐食がひどく、海藻などが付着している。 所持していた男子大学生は、観光目的で5日に沖縄本島を訪れ、16日午後3時30分ごろ、宿泊先の読谷村にある高志保海岸の潮だまり内でこれを発見した。 その後、リュックサックに不発弾のようなものを入れ、21日午後2時に那覇発石垣着の日本トランスオーシャン航空(JTA)の空路で預け荷物として石垣島に到着、同日に竹富島入りした。 23日午前には、同署署員と竹富町役場職員が現物を確認。現在は、宿泊先付近の畑地で保管され、地域消防団が巡回をしながら管理している。
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