2020年8月17日のブックマーク (1件)

  • 両立できないものを両方手に入れられないことにモヤモヤする女性たち

    従前から述べている通り、私は女性の意思を可能な限り尊重すると言う立場でものを書いてきており、フェミニズムに関する文献やエッセイも一応ある程度読んではいる。その中で気になっていたのは、「モヤモヤ(する)」という表現が徐々に多くなってきているということである。 この言葉は2010年代のフェミニズムを特徴づけているように思う。従来のフェミニズムは多かれ少なかれ「こうあるべきだ」「このようになるべきだ」というゴールを設定してきたが、この「モヤモヤ」に関してはそうでは無い。現状は不満だが、代替案として上がってくる選択肢はもっと不満なので「こうあるべきだ」とも言えず、結局現状の不満を受け入れざるを得ない状況――あるいは両立不可能な複数の願望を抱え全てをかなえることが出来ないという自覚――を「モヤモヤ」と表現しているようなのである。 両立できないが両方ほしいもの 育児仕事に専念できないのは納得できない

    両立できないものを両方手に入れられないことにモヤモヤする女性たち
    bandoutarou
    bandoutarou 2020/08/17
    フェミニズムに限らず、人間は感情とインセンティブの奴隷なので、いずれにせよ感情的には負担を受け入れる事は嫌という話か。ごく一部のみが論理構造を理解できるのだけど、まぁ難しい。